ヤンの生き様

こんにちは。
動物看護師の宮原です。
本日は皆様にご報告させて頂きたいことがあります。以前から度々登場していた愛犬ヤンですが、8/16に息を引き取りました。
ヤンの生き様はすごいものでした。私の自慢の愛犬ヤンのお話を最後まで読んで頂けたら幸いです。

去年の9月の検査で右副腎が大きいことが発覚し、手術をしたところリンパ腫でした。

そこから抗がん剤治療をしました。
リンパ腫が関係あるのかはわからないですが、今年の2月には呼吸困難になり挿管管理をし、その後何度か抜管を試みるも自分で呼吸することが出来ず、一次気管切開を行いました。その時のことは今でも鮮明に覚えておりヤンにはすごくしんどい思いをさせてしまいました。
ヤンが目を覚まして、私のことを認識し私の言葉を聞いて反応してくれた時はこの上ない幸せを感じました。

その後も闘病生活は続きましたが、半年間もヤンは頑張りました。
何度も何度もしんどくなりましたが、その度に頑張るヤンを見て、ヤンが頑張る限りは私も寄り添おうと決めていました。

↑スタッフから頂いたお守り達

亡くなる前日まで病院で動物看護師からおやつやご飯をしっかり食べていたのです。最後ヤンが食べたのは動物看護師の重原さんからでした。
この状態になってからは、私からはほとんど食べず、病院に来ては色んなスタッフから食べ物をもらって食べてました。笑

最後はお家で、呼吸がどんどんゆっくりになり、1分ほど呼吸をしなくなったので、亡くなったかも…と思ったらまた大きく深呼吸をし、私が抱っこをして数分後に亡くなったのです。最後のヤンのわがままで抱っこをして欲しかったみたいです。

やっと楽になれたね。と私自身も少し安心しましたが、やっぱりヤンの存在は私の中で偉大すぎて2ヶ月経った今でも亡くなったことが不思議で、涙が止まらなくなります。(今も泣いています…)

ここまでヤンが生きれたのは、泉南動物病院のスタッフがヤンを自分の子のように一緒に考えて、可愛がってくれたからです。外部の先生もたくさん携わってくださりました。こんな幸せなことはないと思います。感謝しきれないです。

まだまだ寂しいですが、前を向いて頑張っていこうと思います!最後まで読んで頂きありがとうございました。また機会があれば待合でも可愛い子自慢し合いましょうね。

動物看護師 宮原