猫におすすめのキャリー
2024.09.26
猫さんと暮らしているご家族の皆さんに質問です!
愛猫を病院に連れて行くときにどのようなキャリーを使っていますか?
キャリーの種類によっては出し入れをする時に猫さんにかなりのストレスがかかってしまうことがあります・・・
ただでさえ病院が苦手な猫さんに余計なストレスは与えたくないですね。それはご家族もスタッフも同じ気持ちです。
今回は病院に連れて行くときにとても大事なキャリー選びについてのお話です。
普段このようなキャリーをよく見かけます。
上記のキャリーは出し入れがとてもしにくく、猫さんにかなりのストレスがかかってしまいます。
時には腕を引っ張ったり、キャリーを逆さまに向けないと出すことができない状況になってしまうこともあります・・・
実際にこのような経験をした方もいるのではないでしょうか。
上の写真はアニマルスタッフのぽんちゃんが撮影に協力してくれました!
ぽんちゃんありがとう(*^-^*)
その後におやつをあげるとご機嫌になりました♪
特にワンドアのキャリーは逃げ場がないのでかなりの恐怖心を与えることになってしまうこともあります。
猫さんのストレスをできるだけ軽減するためには下の写真のようなキャリーが来院時にはおすすめです。
上下の付けはずしができ、上も横も扉が開くので猫さんの出し入れがとてもスムーズになり、ストレスの軽減にも繋がります。
ほかにもキャリーの中で点滴や注射などの処置を行うこともできますし、ホテルや検査などのお預かりの際にも猫さんが安心できる場所になったり、キャリーの上に毛布を置くことで上に乗ってリラックスすることや上下の運動をすることもできます。
時々、青丸部分の周辺をネジで固定されているキャリーを見かけます。
このようなキャリーは上下のつけ外しが出来ず、猫さんの出し入れや、処置がしにくくなり、ストレスの原因にもなるのでキャリーを選ぶ際はネジ固定されてないものを選ぶようにしましょう。
猫さんにとってキャリーの中が安全でリラックスできる場所にするためには、日常生活でキャリーを置いて自由に出入りできる環境を作ってあげることも大切です。
お気に入りの毛布を入れたり、その中でご飯やおやつをあげたりすることでキャリーの対するイメージも良くなります。
キャリーは病院に連れていくときだけに使用するものではありません。
普段からキャリーを好きになってもらい、猫さんにとっての安心安全な場所に出来るようにしてあげることがとても大事です。
キャリー選びに困っている方はいつでもスタッフにお声がけください。
愛玩動物看護師 山城