こんにちは。シニア担当看護師の道下です。

先日、日本アニマルマッサージ協会のメンテナンスマッサージコースを修了しました。
アニマルマッサージ（ペットマッサージ）の協会は全国にいくつかあり、その中のひとつです。
（ちなみにこちらセミナーは、獣医療者だけでなくても受講が可能です。）
メンテナンスは一番基本的なコースで、他にもスポーツドッグ向けのコースやリハビリコースがあります。

セミナーではどんなことをするの？
マッサージに関する基本的なことを座学や実習で学んだのち、実際にじぶんのわんちゃんや先生のわんちゃんに協力してもらいマッサージの実践を行います。
座学の割合がとても多く、主な内容は
・マッサージの必要性・・・ 代替療法の歴史、どのような症状に対してマッサージが必要なのか、マッサージの効果など
・動物の行動学・・・動物のストレスサインや犬同士のコミュニケーション方法、犬種による違いなど

Illustration by Lili Chin, www.doggiedrawings.net

・骨の解剖学／筋肉の解剖学・・・
骨格の模型をパズルのように使いながら、細かい名称を覚えていきます。
筋肉も同様に、浅層筋（アウターマッスル）と深層筋（インナーマッスル）を覚えます。
皮膚の上から触れるのはほとんどが浅層筋なので、マッサージでほぐしていくのは下の画像の浅層筋になります。たくさんありますね……。

・かかりやすい病気…マッサージ中に体調を悪化させてしまうなど、事故につながらないように、年代ごとや体の部位ごとの病気を学びます。

マッサージひとつをするにも、覚えることがたくさんありました！
メンテナンスコースを修了し、現在はリハビリコースを受講しています。
リハビリコースも、みなさまのわんちゃんが少しでも元気にシニア期を過ごすため、お力添えできるよう頑張ります！😄

シニア担当　看護師　道下