いっしょにアンチエイジング!【日本犬は認知症になりやすい?】

こんにちは😄
当院のシニア犬担当の看護師の道下(どうげ)です。
アンチエイジング教室や、ペットマッサージ、シニア犬のリハビリを担当しています🐶

今回は認知症になりやすい犬種について。
わんちゃんの認知症についてご存知の方は、どこかの記事で“日本犬、柴犬は認知症になりやすい”と目にされたことがあるかもしれません。
日本国内で行われた調査でも、実際に日本系ミックス犬や柴犬が認知症の動物の半数以上を占めていたそうです。(内野富弥 JVN vol.54 No.7 2001)(20年前ですが…。新たな報告が出ればブログに書きます。)

こうやって聞くと、犬種間で認知症の罹患しやすさに差があるように感じますが、そうではありません。
先日聴講させていただいたセミナーによると、症状を示す頭数で言うと柴犬は圧倒的に多いが、他の犬種が罹患する致命的な疾患になりにくいため、認知症の症状が認められやすいのだそうです。罹患しやすさという点では、犬種間で大きな差は無いようです。
わんちゃんの認知症は加齢によるものですので、年を重ねていくと日本犬種、洋犬種に関わらず認知症になる可能性はあるということです。

ショックな感じがしますが、人と同じで「脳トレ」のようなもので進行を遅らせたり、低下した認知機能の範囲内で楽しく遊んだりすることも大いに可能です。シニア犬の可能性に感動するなんてこともしばしば。

まずは認知症の兆候を知ってもらいたいなと思い、今月のアンチエイジング教室は【知っておきたい シニア犬の認知症】をテーマにしてみました。
3/21(祝・月)開催予定なので、ぜひ遊びにいらしてくださいね😊

わたしの愛犬(イギー 7歳)
山行⛰ならぬ…わん行!🐶 犬鳴山です。

七宝瀧寺まではゆっくり歩いても片道1時間弱程度なので、軽ハイキングにおすすめです。
秋冬でも緑が多く、季節問わず楽しめます。暖かくなってきたのでぜひ行ってみてください✌️


動物看護師 道下