マイクロチップについて解説!

皆さんはマイクロチップについてご存知でしょうか?
犬・猫と暮らしている方なら聞いたことはあるでしょう。
実は2019年に法律が改定され、現在ではブリーダーやペットショップではマイクロチップの装着が義務付けられています。

 

マイクロチップとは?

マイクロチップとは直径2mm、長さ10mm~13mmの小さなチップでガラスに覆われているものになります。
このチップの中に15桁の数字が記録されており、この数字の中に動物情報(犬種、生年月日など)やご家族の情報(ご家族のお名前、住所、ご連絡先)を登録することが出来ます。

 

どうやって読み取るの?

専用のリーダーがあるので、リーダーをマイクロチップ挿入部位に当てると15桁の数字が出てきます。
このリーダーはマイクロチップの普及に伴い、現在ではほとんどの動物病院・保健所といった施設には設置されています。

 

どうやってマイクロチップを入れるの?

マイクロチップ用注射針で動物の頸部あたりに挿入します。

少し針は太いものになりますが、痛みは少なく短時間の処置になりますので、無麻酔での処置が可能になります。

 

マイクロチップのメリット

突然、うちの子が逃走、あるいは災害により迷子、さらに盗難…
そのような場合にマイクロチップを入れていると、誰かに保護された場合、すぐに登録されているご連絡先に連絡をすることが出来ます。
盗難された場合でも、身元を証明することが可能です。

 

どこにデータは保管されているの?

データの管理は「AIPO(動物ID普及推進会議」で行っています。
マイクロチップは入れただけでは意味がありません。
15桁の数字と一致させる「登録」の申請を行わないといけません。
ペットショップやブリーダーから引き取った場合は、マイクロチップが入っていることがほとんどでしょう。
登録がされているかが分からない場合は、動物病院でAIPOに確認することが可能になりますのでご連絡ください。

ご不明な点などあればお気軽にご相談ください🌼

動物看護師長 宮原